お勧めサーバー「エックスサーバー」の記事でご紹介を行いました
当社の会社ご紹介HPの利用レンタルサーバーの移転に加え
当社別サイトもレンタルサーバーの移転を併せて考えていました。
ただ、別サイトについては「コストダウン」と「独自ドメインでSSLを取得」に加え
メルマガなど頻繁に、大量のメール送信が可能であるサーバーが必要であったため
なかなか選別するのが困難でした。
まず、ほとんどのレンタルサーバーが、大量のメールを送信することに厳しい条件を提示しています。
理由は、メールを大量送信する事が、サーバー側へ大きな負荷を掛ける事になり
また、レンタルサーバーは基本、利用者が共用で利用するサーバーのため
メールを大量送信されると、別の利用者へも大きな影響が出るためです。
メール送信に関する条件について、例えばエックスサーバーですと以下の様な制限が設けられています。
■ メール送信数の目安・・・1,500通/時間、15,000通/日
※迷惑メールなどの配信が行われた際は、上記範囲であっても制限をいたします。
一見、一日の送信数が15,000通なので多い様に感じるのですが、問題は1時間毎の制限の1,500通です。
当社では多い時には1時間で1,500通をすぐに超えてしまい(複数回お知らせをする場合があるため)
上記の条件に合わせる場合、時間をずらしての送信を行わなくてはなりません。
また、エックスサーバーの利用規約にはメールの大量配信についての厳しい記載があり
当社のメルマガ配信方法では、利用規約に大きく触れる可能性が高く
別サイトの移転先としてエックスサーバーは無理と判断致しました。
*:ちなみに1時間で1,500通ですが、利用規約の文面から考察すると
実際には負荷を掛けないように、数分ずつずらして1,500通までという意味だと思います
また、エックスサーバー以外で候補に挙がったレンタルサーバーのほとんどに同じ感じの制限が設けられており
その中で唯一「1日内の制限はあるが1時間毎の制限が無いサーバー」が以下GMO運営のレンタルサーバー2種類でした。
・CORESERVER.JP
・バリューサーバー
送信のみではなく受信も含めた値の表記になってますが、
一日のメール送受信数がバリューサーバーのビジネスプランで20,000
コアサーバーのハイクラスのCORE-Bで40,000、一番高いプランのCORE-Cで120,000となっています。
(2018年4月の内容です)
バリューサーバーとコアサーバーは非常にサービス形態が似ているのですが
メール送受信数がだんとつ多いのはコアサーバーです。
*:コアサーバーのサポートに問い合わせも行いましたが、時間毎の制限は特に無いが、小分けにメールを送信する事をお勧めするとのことでした(もちろん、当社ではサーバーに負荷が掛らない送信に努めております)
※大量メールをコアサーバーを利用して配信する場合含め、メルマガ一斉大量配信についての注意事項など詳しく解説されているサイト様のリンクも貼っておきます
メルマガ配信で自社オンラインショップ(ECサイト)への集客と販売促進
さて、最終的に当社ではコアサーバーのCORE-Bを移転先に選びました。
バリューサーバーとコアサーバーは、どちらもECサイト向けで、コスト的にも魅力があり
また、どちらも他社で発行されたSSL証明書を自由に持ち込み、利用が出来
他社で購入の独自ドメインもサーバー内で利用出来るという自由度の高さも備えています。
そして、だんとつのメール送受信数の多さでコアサーバーが最終候補となりました。
実は、当社の会社ご紹介HPの移転先も、コスト面や自由度の高さでコアサーバーが第一候補に挙がっていたのですが
記事のタイトルにあるように、コアサーバーがかなり玄人向けであると感じたため
候補から外れていました。
どこが「玄人向け」と感じたのか、それはシンプルに「よくある質問」や「マニュアル」に記載されている内容が
とても簡素であり、また、体験利用で感じた事ですが、管理ページが旧と新バージョンが混在した状態での利用で
なかなか目的のページへ辿り着くことが難しかったからです。
ですが、現在利用中の感想を述べれば「慣れてしまえば問題が無いサーバー」で
ドメイン移管も同じGMOのVALUE-DOMAINで行い、独自SSL証明書も他社から購入したものを利用出来ており
また、通信速度はほんとに少しの違いでエックスサーバーのほうが勝るように感じていますが
エックスサーバーとはまた違う満足度が得れたと思っています。
ちなみに「玄人向け」に関するコアサーバーの追記ですが
当社の会社ご紹介HPをドメイン移管、およびサーバー情報の移転先となったエックスサーバーでは
移転完了後、ネームサーバーをエックスサーバーの内容に変更するだけで、
DNS情報がエックスサーバーへ向き始めるという、とてもシンプルな手順で、スムーズに移転作業が完了したのですが
コアサーバーの場合、ネームサーバーを変更後、自身でDNSの設定を行う必要があり
最終的にDNS情報がコアサーバーに向き始めるまでに、2日間ほど掛ってしまいました。
(当社別サイトではガラケーにも対応出来るよう、IPアドレスベースの独自SSLで設定を行っていたため
特に独自SSLのIPへ向かせるためのDNS設定の記述で思いっきり頭打ちした事が遅延の大きな要因です)
ただ、上記のような事例にもすぐ対処出来る方なら、コアサーバーはコスパ的にもお勧めです。
*:2018年5月8日より、コアサーバーの電話サポート対象プランが
最上位プランCORE-Cだけでなく、当社利用中のCORE-Bも対象となりました!
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